1月 20th, 2010
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和裁用の縫い糸は綛(かせ)巻きしたものを購入し、各家庭で糸巻に巻き取って使用した。
しかし今日では、木綿縫い糸としつけ糸の一部を除いたもの、絹糸、合繊縫い糸などは、糸巻に巻いて市販されている。
糸巻は幅5センチメートル、長さ7センチメートル、厚さ0.2センチメートルぐらいのボール紙(カード)を分銅(ふんどう)形に、左右をくびれた形に切ったもので、糸端を引っかけて始末できるように、端に切り目がついている。
大正時代ごろまでは木製が使われたが、昭和になってセルロイド製も多くつくられた。
ミシン糸は木製またはプラスチック製の管巻(くだまき)に巻かれていて、中央にあいた穴をミシンにさして用いる。外国でも裁縫用の糸巻は古くから用いられており、中国漢代の金属性の針筒兼用のもの、朝鮮高麗(こうらい)の彫金製のもの、李(り)朝の木彫製、牛角製のものなど装飾的なものがある。
12月 24th, 2009
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(リュート属長頸撥弦(ちょうけいはつげん)楽器)。中国の三絃(さんげん)に由来する楽器で、16世紀後半に琉球(りゅうきゅう)を経由して泉州(大阪)の堺(さかい)に伝えられたとされる。
伝来後は急速に普及し、改良を施されながら、日本の近世音楽を代表する楽器となって現在に至っている。
「しゃみせん」という呼称は、中国の「三絃」の発音が日本に入って転訛(てんか)したものと考えられる。
また三絃をそのまま音読みして「さんげん」とよぶことも一般化している。
三味線は種目や流派によりそれぞれ固有の特徴をもつが、基本的な構造は共通しており、全長も約97センチメートルとほぼ一定している。
棹(さお)は紅木(こうき)または紫檀(したん)製で、1本の木でできているものを延棹(のべざお)、使わないときに分解可能なものを継棹(つぎざお)という。
棹は胴の木枠を貫通することで固定されている。
棹の上端には海老尾(えびお)とよばれる湾曲部分がある。海老尾には糸巻を差し込む空間、糸蔵(いとぐら)がある。
糸巻に巻かれた太さの異なる3本の絹製の糸は、糸蔵の端にある金属製または竹製の上駒(かみごま)の上を通過して棹の上に張られている。
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src=”http:/駒には、象牙(ぞうげ)、べっこう、木などの硬い素材が使われる。胴の最下端部から棹の一部が突出し(中子先(なかごさき))、そこには糸を結び付けるための根緒(ねお)が取り付けられている。